シマノ プロ (PRO) にCATEYEライトマウント(VOLT50)の取り付け方
VOLTシリーズでリアライトとして販売されているのは、VOLT50です。赤色です。
VOLT50は、明るさが50ルーメンであり、一般的な15~30ルーメンと比較すると、とても明るいです。デイライトとして使うことができます。夜間に使うと……多少、後続車に眩すぎて迷惑をかけます。私が夜間に使用した際、「眩しい!」と後続の自転車(友人A)に怒られました…。
さて、今回のシマノ プロにつけるVOLT製品は、こちらの「VOLT50」です。それ以外のVOLTは白色なので道交法上、つけることはできません。もとい、つけてはいけません。
VOLT50です。実は、大手通販では取り扱っていません。店舗でも売っているところは少ないです。入手は困難です。 私は、大手の電子製品販売店の通販サイトから、店舗で取り置きというシステムを使って、なんとか入手できました。しかし、今、確認したところ、全店舗で在庫なしです。
生産は終了しています。……今回、この記事を書くに当たり、このタイミングでいいのか?書く価値はあるのか?と考えましたが、押し入れにしまったままにしている方や、運良く入手できたという方がいると思うので書いてみることにしました…。
VOLT50を開封。
やはり、ライト部分は赤色!
ということは、もとの発光は白色なのかな?分解はできないので確認はできませんが。
シマノ プロのサドルにはカメラマウントのためのネジ穴が2つ、裏側後方にあります。ただし、「PRO Condor」にはネジ穴はありません。したがって、CATEYEライトマウントをつけられるのは、「PRO Condor」を除く、シマノ プロのサドルです。違っていたら、ごめんなさい。対応表を書きました(↓)。
カメラマウント対応 | |||
---|---|---|---|
PRO Stealth カーボンサドル | ◯ | ||
PRO Stealth サドル | ◯ | ||
PRO Falcom カーボンサドル | ◯ | ||
PRO Falcom サドル | ◯ | ||
PRO Turnix カーボンサドル | ◯ | ||
PRO Turnix サドル | ◯ | ||
PRO Griffon カーボンサドル | ◯ | ||
PRO Griffon サドル | ◯ | ||
PRO Condor サドル | ✕ |
それでは、CATEYEライトマウントの取り付けにかかります。
使用するのは、CATEYEライトマウント(#533-6827N)です。マウント部分が取り外せるものです。
マウントにネジが付いているので、プラスドライバーで外します。
マウントには輪っかになっているところにバンドを通してあります。バンドを引き抜けば、マウントは外せます。止めてあったネジは後で使います。なんと、このネジと、サドルのカメラマウント用のネジは径があっています。
シマノ プロの「PRO Turnix 」です。カメラマウント対応のサドルです。
裏側にネジ2つが付いています。
後ろ側のネジを外します。このネジは使いません。
マウントを、マウントを固定していたネジで、サドルに取り付けます。マウントを手で抑えながら締め付けないと、マウントが回ってしまいます。あまり締め付けすぎると、マウントのネジ穴が壊れてしまうので、ネジが自然に緩まない程度で、締め付けをやめて下さい。感覚としては、トルクは2Nmでしょうか。
これで、VOLT50を装着できます。
若干、上を向いています。障子の組子を参考にして下さい。
まぁ、ライトを直視するぐらいの光の強さであれば、デイライトとしては十分な光度です。夜間には向いてません。眩しすぎます。そもそも、リアライトで50ルーメンは強すぎです!(正しくは1200カンデラが強すぎる)…だから、生産終了したのかな?
サドルバックをつけた状態です。多少は、サドルバックに干渉します。
ライトオン!
日があるうちは、程良い光の主張具合です。光束はやや収束した中心部分にあり、遠くからライトを見る分には強く見えますが、近づくと目線は高い位置にあるので光は弱まって見えます。グループライドをした際にも、後続していた人から「眩しくない」と言っていました。夜間は「消してくれ!」でしたが(笑)。あくまで、VOLT50はデイライト用ですね。